シンプルな暮らし(をしたい)ブログ

シンプリストを目指す38歳OLのブログです。

ミニマルなアート『ジュリアン・オピー』

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こんにちは、mikeです。

 

もうだいぶ前に展覧会は終わってしまったのですが、ミニアルでおすすめのアーティストをご紹介します。

 

ジュリアン・オピー

ジュリアン・オピー(Julian Opie [ˈoʊpi], 1958年 - )はイギリスの現代美術家である。 ニュー・ブリティッシュ・スカルプチュア(英語版)と呼ばれる作家のひとりとされる。 シンプルな点と線による独特な顔を生み出し、世界の名だたる美術館に作品が所蔵されている。(『ジュリアン・オピー - Wikipedia 』より)

 

東京オペラシティアートギャラリーで今年2019年7月〜9月まで展示が行われていました。詳細はコチラ↓

www.operacity.jp

 

少ない線で職業や動作がわかる。

ピトグラムのようなドローイング。

 

そして展示会の様子はこんな感じ。

シンプルな絵をレイヤーで表現したり

電光掲示板で動かせてみせたりと、とてもワクワクする展示方法でした。

 

街を行き交うミニマルな人たちの巨大作品(実物は人間の3〜4倍程)

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等身大パネル
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金太郎消しゴムの巨大版みたいな羊
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餌をついばむ電光掲示板の鳥
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電光掲示板を悠々と泳ぐ鯉
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 こちらは図録

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僕は太い線を使って絵を描く。扱いきれるギリギリの太さの線を使って。太くなればなるほど、線は具体的な物事に近づいていく。そのような線は、対象のエッジを描写するだけではない。それ自体がアクチュアルな事物となる。棒みたいに。それを使って何かを描くことはとても難しい。だからいろいろな妥協をすることになる。指はもちろん、足や首だって諦める。太い線は、より張り詰めた存在となり、物体に近づく。何かの描写ではなく、描写対象を示唆するサインとなっていく。(『ジュリアン・オピー展 図録』より)

リアリティを追求し描きたい対象を絞り込んだ結果、ディティールは削ぎ落とされてミニマル化されたんですね。

 

難しいことはさておき、個人的、感覚的に彼の作品がとても好きです〜:)

機会があれば本や展覧会で彼の作品に触れてみてください。

 

ではまた!

 

 

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