ポジティブな気持ちになる映画『オデッセイ』(原題: The Martian)
こんにちは、mikeです。
今週のお題「最近見た映画」について書いてゆきます。
映画タイトルは『オデッセイ』(原題: The Martian)。
数年前に公開されたものなので、映画館ではなく自宅鑑賞です。
好きが故に何度も観ていて、「最近“も”観た映画」ということになります。
[目次]
どんな映画?
オデッセイとは
『オデッセイ』(原題: The Martian)は、2015年のアメリカ合衆国のSF映画である。アンディ・ウィアーの小説『火星の人』(2011年出版)を原作としている。監督はリドリー・スコット、主演はマット・デイモンが務める。火星に一人置き去りにされた宇宙飛行士の生存をかけた孤独な奮闘と、生きていることに気づかないで見捨ててしまった彼を救いだそうとする周囲の努力を描く。(オデッセイ (映画) - Wikipedia)
メイン舞台は火星。嵐の襲来で逃げ遅れ火星に置き去りにされた植物学者のマーク・ワトニーが 、科学の力と持ち前のポジティブな精神で地球生還を目指します。周囲の協力もあり、脱出計画を進めます。
観たあとはこんな気持ちになる
楽しい、ポジティブ、感動(´;ω;`)
この映画をおすすめする理由
題材のわりに重くない、むしろ笑える
火星に取り残されサバイバル するという内容から、重たい映画かと思って観てみれば、意外なほど軽快で面白いです。
優秀な人たちの問題解決能力と対応のはやさ
NASAですから優秀な人たちばかりなわけで、その頭のよさや会話のスマートさも魅力の一つだと思います。見ていて気持ちが良いものです。
万人に通じるテーマ
地に足をつけ問題を解決していく、ユーモアを忘れずに。宇宙空間でなくても誰もに必要なものかもしれません。
ざっくり感想(ネタバレあり)
私が同じ状況なら、火星に独り取り残された時点で「鬼ピンチ。いやもう詰んだ…」と諦めてしまいそうです。通信手段もなく、食料も残り少ないし、次の船がくるのも4年後。餓死かな…などと考えたり。
しかし主人公はデキる人間。植物学者の知恵で芋栽培して食料を増やすという方法をとります。また、植物以外にも優秀で、火星に残された古い通信機を思い出して修理したり、OSをハックして通信手段を開拓したり、凍える夜のローバー移動に備えて備蓄のプルトニウムを掘り起こしストーブ代わりにしたり。
そして周囲の人間もデキる人たち。救出のために全力を尽くします。
主人公の人柄が最高で、こんな状況なのにご機嫌なんですよね。怒ったり悔しがったりもするのですが。ユーモアはピンチを救うなあと思います。楽しんでも苦しんでも客観的に見たら状況は変わらないのだから、こんな風にジョークを交えながら向き合えたら、気持ちが楽になるんじゃないかと思います。(自分に置き換えたらそれがなかなかできないんですが^^;)そんな姿勢を学んだり。
マークが生きているとクルー達に伝えられ、クルーのひとり(マイケル・ペーニャ演じるリック)と、酷い内容のブラックジョークを交えたメールをするところ、泣いてしまいました。愛があふれている;;
あとは救出された瞬間ですね(´;ω;`)ブワッ
船長がマークをキャッチするところ、良い…!
俳優さんもみんな良くて。
言わずもがなのマッドデイモン。救出前シャワー?を浴びたマークの裸の後ろ姿が映るのですが、ガリガリで。食料を切り詰めていたからだな、役作りしっかりされている、、と心の中で拍手👏
ラストの帰還後の話も好き。
マークは候補生プログラムで教え、他のクルーや関係者は家族と過ごしたり、次の打ち上げに参加していたりそれぞれの、その後がわかるエンドロールになっています。
マークが候補生に向けたスピーチの一部
一人置き去りにされ、死ぬと思ったか?
ああ、もちろんだ
覚悟しとけ君らにも起きる
相手は宇宙だ、協力的じゃない
ある時点で人間を見放す
君は言う「もう終わりだ」「僕は死ぬ」と
それを受け入れるのか戦うのか
そこが肝心だ
まず始めるんだ
問題を1つ解決したら次の問題に取り組む
そうして解決していけば帰れる
なんかとても希望に溢れた終わり方で、やっぱりここでも泣いてしまいましたね(´;ω;`)ブワッ
では、また!